いつも

ミサイルが落ちるのかもしれない

全部他人事だけど
それくらい何かすごい衝動があって、
ようやく何かやっておこうかな
って気持ちになる。


ミサイルは朝鮮からはるばる海を渡って
日本のどこかに落ちてくる

沖縄で去年の夏の少しを過ごした。
ホテルから歩いて20分くらいの海にスーパーでお菓子とお酒を買って、深夜毎日通った。

沖縄の夜は涼しいけど、蒸していて
15歳くらいの男の子たちや、アベックが
海岸に集まっていた。

日本人と、どこかアジア系の2人組の男の人達が
話しかけてきて、とても気さくだった。

海の上には道路が渡っていて、
そこからの光が海に落ちて
海が夜の景色を映しこんでいた。

アジア人のどこかおかしな、
でも柔らかな日本語と
波の音と海に映し出された光が
どこかそこを別の国のようにしていて
あんな体験はもう無いかもしれないけれど
もう一度戻りたいと思う場所になった。

あの沖縄の景色が、ミサイルが来たら
全部消えてしまうのかもしれない。

それはとても悲しいことなのに、
こうしてぼんやりと
学校の窓から
そんなことも露知らずの人たちを
眺めて、1日を過ごすことが出来ているのは
やっぱりどこか麻痺してきている証拠で
ここから逃げれなくなっている
原因を形づくっていて、
ここは東京で、飛行機で沖縄まで二時間もあれば
着くことができるのに
飛行機のチケットを買うことが出来ない。